パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 シーン　3

「ええっ！だって…」
「前は風間にとっては突発事故だ。交通事故に合ったみたいなものだ。だが、今回は違う。もしかしたらまた里菜と交わる事になるかもしれない。或いは拒否されるかもしれないけれど、それはその場にならなければ分からない。里菜の気持ちが自分に向いているかどうか、それを確認するつもりがあるのだと思う。」
「そう言う事か。」
「もし、俺に詫びるつもりか、里菜を忘れるつもりなら、ここにはこない。まして同じ状況になるかもしれない状況に自分から飛び込む事はない。」
「でも、来ていきなり大輔に頭を下げる事は？」
「そうなら、里菜のいないときに来る。もしくは里菜に断ってから俺に会いに来る。里菜が俺に内緒にしている秘密を自分の罪悪感で俺にしゃべれば、里菜の立場がどうなるか、そんなことくらい考えない奴ではない。」