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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第13章 第三話 【観玉寺の廃妃】  涙の味
―殿下は今度はいつ頃、お見えになるのですか?
 本当はそう問いたかったのである。でも、そんなことを訊ねたとて、黄内官を困らせるだけだと思い、止めたのだ。
 ヒャンダンを寄越してくれたということは、ユンがまだ自分を大切だと思っている証にはなる。しかし、それとまたここまで通ってくるとなれば、話は別だ。
 何しろ観玉寺はあまりに遠すぎる。都から通うには距離がありすぎた。ましてや、ユンは国王なのだ。漢陽の町中ならまだしも、こんな遠くまで再々お忍びで来られるはずがない。
「それよりも、私こそあなたに訊きたいわ。ヒャンダンはどうやってここまで来たの?」
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