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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第14章 第三話 【観玉寺の廃妃】  祭りの夜
 ドサリとまるで捕らえた獲物を投げ出すように褥に放り出され、明姫は茫然とした。ユンからこんな手荒い扱いを受けたことは一度だりともなかったのだ。
 まだ彼が国王だと知る前、夜更けの殿舎で手籠めにされかかったことがある。しかし、あのときでも、これほど乱暴ではなかった。
 何がこれほどまでに彼の怒りをかきたてているのか、明姫にはさっぱり判らない。
 確かに彼の治世を批判するようなことを言ったかもしれないが、普段のよく知るユンなら、この程度で怒ったりはしないはずだ。
 満月の明るすぎる光は狭い房内にも惜しみなく差し込んでいる。両開きの扉を通して差し込む月明かりが褥にも扉の複雑な模様を映し出している。
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