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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第14章 第三話 【観玉寺の廃妃】  祭りの夜
 この烈しい想いは、どこに向かっているのか? ユンは激情に駆られるまま馬の腹を蹴り立て、都を目指してひたすら走り続けた。
 そのすぐ後を守るように黄内官がやはり馬を疾駆させる。維俊は内心、訝しんでいた。いつもは冷静な王に一体、何があったというのだろう? 
 王が訪れた夜は、金淑媛は王と共に過ごすのは判っている。ゆえに、いつもは淑媛と共に寝むヒャンダンは別の房で一夜を過ごすのだとヒャンダンから聞いた。
 あれほど王が愉しみにしていた淑媛との一夜に何が起こったのか? 前回は淑媛と濃密な夜を過ごし、明け方に発ったと王自身が語っていたのに、まだ夜明けにはかなりの間がある。
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