この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第16章 第四話 【永遠の少女】 愛しき者 
 明姫は我が子を看取ることもできず、その死を知ったのは、既にウンが亡くなってからのことであった。
―何故、知らせなかったのです? 私はこの子の母なのですよ。
 いつもは穏やかで、滅多と感情を露わにしない明姫がこのときだけは泣きながら叫んだ。
―申し訳ございません。ご懐妊中の和嬪さまに万が一、病が移っては一大事ゆえ、大事を取らせていただきました。
 医師は這いつくばり、許しを請うた。明姫はもう誰の言うこともきかなかった。医師や尚宮を振り切り、ウンの小さな亡骸を抱きしめて号泣した。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ