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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第17章 第四話 【永遠の少女】 波乱
大輪の咲き誇っている花に顔を寄せると、甘い芳香が鼻腔をくすぐる。
「清国でもつい先頃、開発されたばかりの大変稀少なものだと聞いております」
「そうなの」
明姫は頷いた。
「重たきものをわざわざご苦労であった。国王殿下には、しかとお礼をお伝えして欲しい」
明姫もまた主人として崔尚宮に対し、崔尚宮はまたも丁重に返事をしてから女官を引き連れ去っていった。
「それにしても、綺麗ですね」
ヒャンダンと二人だけになると、早速、彼女が歓声に近い声を上げた。
「清国でもつい先頃、開発されたばかりの大変稀少なものだと聞いております」
「そうなの」
明姫は頷いた。
「重たきものをわざわざご苦労であった。国王殿下には、しかとお礼をお伝えして欲しい」
明姫もまた主人として崔尚宮に対し、崔尚宮はまたも丁重に返事をしてから女官を引き連れ去っていった。
「それにしても、綺麗ですね」
ヒャンダンと二人だけになると、早速、彼女が歓声に近い声を上げた。