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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第17章 第四話 【永遠の少女】 波乱
したり顔で言うユンに、明姫は溜息をついた。こんな時、彼に何を言っても、無駄なことは判っている。たとえ何をどう訴えようとも、ユンはまた次の愛撫へのきっかけにしようとするだろうから。
こんもりと膨らんだ腹部を撫でられ、明姫は眼を見開いた。外側からの感触を感じたのか、明姫の剥き出しの腹部が波打ち、胎児が腹壁を勢いよく蹴るのが外側から見ても判る。
「ここに、私とそなたの子がいるのだな」
ユンはまるで本物の赤児にするように、膨らんだ腹を愛おしげに撫でた。それに応えるかのように、明姫の腹が烈しく動く。中で赤児が動いているのだ。
こんもりと膨らんだ腹部を撫でられ、明姫は眼を見開いた。外側からの感触を感じたのか、明姫の剥き出しの腹部が波打ち、胎児が腹壁を勢いよく蹴るのが外側から見ても判る。
「ここに、私とそなたの子がいるのだな」
ユンはまるで本物の赤児にするように、膨らんだ腹を愛おしげに撫でた。それに応えるかのように、明姫の腹が烈しく動く。中で赤児が動いているのだ。