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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第20章 第四話 【永遠の少女】 永遠に理解し得ぬ二人
「この世が続く限り、未来永劫、けしてその者が存在することを許せない。そんな相手のことを言うのだ。少なくとも、私にはそう呼べる相手が三人はいる。もっとも、その中の二人ははるか昔に亡くなっているが」
明姫の咽がヒュッと鳴り、空気を打つ鋭い音が静寂に響いた。
「我が息子を見事に籠絡したそなたであれば、その亡くなりし二人というのが誰かも容易に察しがつくであろう?」
そして、最後にまだ生き長らえているのは誰かも。
明姫の咽がヒュッと鳴り、空気を打つ鋭い音が静寂に響いた。
「我が息子を見事に籠絡したそなたであれば、その亡くなりし二人というのが誰かも容易に察しがつくであろう?」
そして、最後にまだ生き長らえているのは誰かも。