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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第21章 第二部【身代わりの王妃】 王の花嫁
しかし、明姫恋しさに耐えかねた彼は王にあるまじき行為に走った。お忍びで寺にいる明姫の許に通うようになったのだ。やがて、明姫は彼の子を懐妊し、彼はそろそろ時も満ちたとして、明姫を復位させ妃として後宮に呼び戻した。
が、その後、生まれた第一王子は直ちに世子(セジヤ)に立てられたものの、生後一年を目前に早世し、再び懐妊した明姫は臨月で亡くなった。和嬪(ファビン)蘇氏は難産のために死亡と公表されたが、あれはまったくの嘘だ。
が、その後、生まれた第一王子は直ちに世子(セジヤ)に立てられたものの、生後一年を目前に早世し、再び懐妊した明姫は臨月で亡くなった。和嬪(ファビン)蘇氏は難産のために死亡と公表されたが、あれはまったくの嘘だ。