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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第2章 第一話 【桜草】 戸惑いと、ときめきと
 明姫は今度こそ、呻いているユンを置き去りにして色町を一人で歩いていった。
「あー。笑ったり怒ったり、よく表情の変わる娘だ」
 ユンは半ば呆れたように言い、脚を撫でた。
「それにしても、痛いな、もう。見かけは可愛いのに、とんだじゃじゃ馬ではないか」
 だが、そこも可愛い。ユンは他人が聞いたら惚気(のろけ)にしか思えないようなことを言い、慌てて明姫の後を追いかけた。
 放っておくと、また、あの娘は災難に巻き込まれかねない。正義感も強く優しいが、どこか眼を離せない危なっかしいところがあるのだ。
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