この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第22章 第二部【身代わりの王妃】 稚(おさ)な妻
 春花はまだしゃくり上げながら、涙の堪った眼で王を見上げた。
「それから、後学のために一つ憶えておくと良い。逸る男を止めようと思ったときには、そのような顔をして男を見つめては駄目だ。男は余計にその気になりかねない」
 彼が何を言っているのか春花が判らないままに、王は人差し指で春花の目尻に堪った涙を拭った。
「一つ訊きたい。領議政は、そなたに何と言った?」
 春花は小さく頷き、か細い声で応えた。
「もし王妃になるという話を受けなければ、父が成均館の仕事をできなくなると言われました」
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ