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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第22章 第二部【身代わりの王妃】 稚(おさ)な妻
 先ほどはああ言ったものの、正直、こんな魅惑的な肢体を持つ若い女と毎日、共に過ごして、何もしないで済ませられるか自信はない。しかも、この娘は彼が全身全霊をかけて愛した明姫にうり二つなのだ。
 今もこうして眺めていると、明姫が眠っているようだ。
「明姫、やっと帰ってきてくれたのか」
 ユンは眠っている春花にそっと囁いた。判っている。この娘は明姫ではない。だが、想い人にそっくりなこの娘を見ていると、自然に〝明姫〟と呼びかけそうになる。
 我が気持ちながら、混乱しきっていて、纏まりがつきそうにない。自分はこの娘との約束を守れるだろうか? 明姫に生き写しのこの娘を約束どおりにここから出して、自由の身にしてやれるだろうか。
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