この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第23章 第二部【身代わりの王妃】 抜け殻 
「もちろんだ。私の子を産んだ温嬪を見捨てるようなことは絶対にない。そなたらは余計な心配をするより、温嬪の身に何事もなきように気を配ってやってくれ」
「はい、畏まりました」
 回りの者すべてが―実家の両親すら判別がつかなくなっている温嬪が唯一、認識できるのが良人である国王であった。 
 ユンは空を仰いだ。夏の陽が眩しい。彼の眼に夏の太陽がぼやけ、ひとすじの涙が頬を流れ落ちる。
 温嬪と関係を持ったのは後にも先にもたった一度きり、しかも明姫を側室として後宮に迎えるために、大妃が出した交換条件として温嬪を抱いた。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ