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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第24章 第二部【身代わりの王妃】 ひそやかな恋情
「判りました。殿下のありがたいお言葉ゆえ、もう今日のところは叱りません。春花、いえ、中殿さま、あなたはもう先刻も申し上げたとおり、我が家とは何の関係もなき御身であらせられる。今後は実家のことなど忘れて、一日も早くこの朝鮮国のためにも、殿下のためにも健やかな王子さまをお生み奉ることだけをお考えになるように」
修得は居住まいを正すと、ユンに深々と頭を下げた。
「このように後先も考えず行動する愚かな娘ではございますが、どうぞ、末永くよろしくお願い申し上げます」
流石はだてに成均館の直講をしているわけではない。こうやってみると、貧相に見えた小柄な修得が一回りも大きく見えてくる。
修得は居住まいを正すと、ユンに深々と頭を下げた。
「このように後先も考えず行動する愚かな娘ではございますが、どうぞ、末永くよろしくお願い申し上げます」
流石はだてに成均館の直講をしているわけではない。こうやってみると、貧相に見えた小柄な修得が一回りも大きく見えてくる。