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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第25章 第二部【身代わりの王妃】 想いのゆくえ
 歴代の王の後宮には、大抵、女官から側室になった者がいる。しかし、現国王直宗の後宮には選ばれて―予めお膳立てされて入内してきた妃たちが侍っているだけで、王自らが見初めて側室にしたのは亡くなった和嬪(明姫)のみである。
 だが、今夜ばかりはユンも違った。これだけの伽耶琴の名手であれば、さぞ心映えも優れているに違いない。可能なら側室として召し上げても良い。側室にすれば、この伽耶琴の妙手をいつも側に置き、この調べに耳を傾けることができる。
 などと、彼らしくもないことを考えていた。が、伽耶琴の調べに彼が導かれた先は何と中宮殿であった。中宮殿にはまだ灯りが灯り、室内からこの哀切かつ艶麗な調べが流れているのだった。
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