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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第3章 第一話【桜草】 逢いたくて~恋ごころ~
 何かして欲しい望みがあるのなら、叶えてあげれば、晴れて天上の国へと旅立つこともできるのではないだろうか?
―吾子よ、可哀想に。
 妃の黒目がちな瞳から、はらはらっと雫のような涙がころがり落ちた。
 この時、はるか昔に亡くなった妃の亡霊が何を伝えたかったのか。結局、明姫は理解できなかった。
 歴史は繰り返すという。この夜、この妃の亡霊は明姫がやがて辿ることになる運命を既に見ていたのかもしれない。
 明姫が茫然として見上げていると、妃はなおも両腕を伸ばし、差し招くように呼びかける。
―吾子よ、おいでなさい。
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