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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第26章 第二部【身代わりの王妃】 哀しみの果て
「でも、申し訳ないのですが、今すぐに殿下の夜のお相手をするのは少し難しいかもしれません。私は元々、そのようなことが苦手なのです。もし我が儘をお許し頂けるなら、もう少しだけ、お待ち頂ければ嬉しいのですが」
ユンは幾度も頷いた。
「むろんだ。中殿、これだけは私もはっきりと伝えておく。そなたは国の母だ。たとえ私の妻にはなれずとも、私が退位するまでは中殿でいてくれ。もし、そのときまでにそなたの気持ちが変わっていなければ、その後は寺に入るなり好きにしたら良いから」
「はい」
春花はしっかりとした声音で頷いた。
ユンは幾度も頷いた。
「むろんだ。中殿、これだけは私もはっきりと伝えておく。そなたは国の母だ。たとえ私の妻にはなれずとも、私が退位するまでは中殿でいてくれ。もし、そのときまでにそなたの気持ちが変わっていなければ、その後は寺に入るなり好きにしたら良いから」
「はい」
春花はしっかりとした声音で頷いた。