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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第26章 第二部【身代わりの王妃】 哀しみの果て
あとがき
元々、〝何度でも、あなたに恋をする〟の続編を書くつもりは全くありませんでした。それを思いついたのは、前編をケータイ小説に連載中のことです(現在も連載中)。
いつも少しずつ更新していくのですが、読み返していく中に、どんどんこの作品への愛着も深まりました。そして、また、それは作中の登場人物に対しても同じことになりました。つまり、ユンや明姫に対しての愛着も強くなっていったのです。
その中に、〝明姫を失った後、ユンはたった一人でどんな風に長い長い年月を過ごしたのかな?〟と考えるようになりました。この後編は時代的に言えば、前編の明姫が亡くなったシーンと最後の年老いた直宗が一人、夜明け前の空を見上げながら昔を回想するシーンの間に位置します。
読む人によって意見が大幅に違うと思うのですが、もしかしたら、やっぱり、ここ(直宗の回想シーン、つまり前編)で止めていた方が良かったよと言われる方もいらっしゃるかもしれません。自分で続編を書いておいて何ですが、私の中にもそういう想いも実はあります。
前編は明姫が亡くなってからラストの老王が登場するラストシーンまでに空白がある。あの空白がかえって読み手の方にその間に何があったんだろう? と想像して貰うことができ、それがかえって読後の余韻を出す効果があるのではないかとも思います。
もちろん、私自身も韓流にひとくぎりつけるつもりだと申し上げていたように、あそこで終わるつもりでした。
元々、〝何度でも、あなたに恋をする〟の続編を書くつもりは全くありませんでした。それを思いついたのは、前編をケータイ小説に連載中のことです(現在も連載中)。
いつも少しずつ更新していくのですが、読み返していく中に、どんどんこの作品への愛着も深まりました。そして、また、それは作中の登場人物に対しても同じことになりました。つまり、ユンや明姫に対しての愛着も強くなっていったのです。
その中に、〝明姫を失った後、ユンはたった一人でどんな風に長い長い年月を過ごしたのかな?〟と考えるようになりました。この後編は時代的に言えば、前編の明姫が亡くなったシーンと最後の年老いた直宗が一人、夜明け前の空を見上げながら昔を回想するシーンの間に位置します。
読む人によって意見が大幅に違うと思うのですが、もしかしたら、やっぱり、ここ(直宗の回想シーン、つまり前編)で止めていた方が良かったよと言われる方もいらっしゃるかもしれません。自分で続編を書いておいて何ですが、私の中にもそういう想いも実はあります。
前編は明姫が亡くなってからラストの老王が登場するラストシーンまでに空白がある。あの空白がかえって読み手の方にその間に何があったんだろう? と想像して貰うことができ、それがかえって読後の余韻を出す効果があるのではないかとも思います。
もちろん、私自身も韓流にひとくぎりつけるつもりだと申し上げていたように、あそこで終わるつもりでした。