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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第3章 第一話【桜草】 逢いたくて~恋ごころ~

四月の末とはいえ、夜はまだ冷える。しかも、恐怖に震えている彼女にしてみれば、堪ったものではない。ユンの大きな手のひらがそっと震える乳房を包み込む。
「思ったとおりだ、物凄くやわらかい」
力を込めて揉まれ、明姫は衝撃と恐怖に瞳を見開いた。涙の幕で曇った瞳に天井がぼやけて見える。
所詮、ユンも世の男たちと変わらなかった。なのに、自分は彼だけは違うと信じて、のこのこと夜半に人気のない殿舎に来て彼と二人きりになったのだ。つくづく我が身の幼さと愚かさが呪わしい。
最早、抵抗する気力もない。明姫が抵抗を止めたのを勘違いしたのか、彼は好きなように乳房を弄んでいる。揉んだり、先端をキュッと指で捏ね回されたりしている。
「思ったとおりだ、物凄くやわらかい」
力を込めて揉まれ、明姫は衝撃と恐怖に瞳を見開いた。涙の幕で曇った瞳に天井がぼやけて見える。
所詮、ユンも世の男たちと変わらなかった。なのに、自分は彼だけは違うと信じて、のこのこと夜半に人気のない殿舎に来て彼と二人きりになったのだ。つくづく我が身の幼さと愚かさが呪わしい。
最早、抵抗する気力もない。明姫が抵抗を止めたのを勘違いしたのか、彼は好きなように乳房を弄んでいる。揉んだり、先端をキュッと指で捏ね回されたりしている。

