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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第3章 第一話【桜草】 逢いたくて~恋ごころ~
 おかしい、私の身体、どうしてしまったんだろう。
 ユンにきつく舌を吸われる度に、その大きな手が唇を合わせながら乳房を包み込み優しく揉み込む度に、下腹部にしっとりとした蜜のようなものが滲み、その部分だけが切なく熱くなる。―それがユンの巧みな愛撫によって、女として身体がめざめ始めているのだと、この時、まだ明姫は知りもしなかった。
 それから四半刻後、二人はそっと殿舎を出た。立ち上がった時、床に落ちていた灰簾石(タンザナイト)のノリゲをユンが拾った。黙って差し出すままに明姫はそれを受け取った。
―一生、そなただけを愛し抜く。
 先刻のユンの誓いが耳奥で甦る。
 これがユンの心。彼の心をこの時、確かに受け取ったのだと思った。
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