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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第6章 第二話 【桔梗の涙】 予知夢
「泣いたのか」
 ユンが呟き、そっと唇で明姫の目尻に溜まった涙を吸い取った。 
「私は不甲斐なき男だ。そなたがこうして夜毎、悪夢に苦しんでいるというのに、何もしてやれず手をこまねいているだけだ」
 ユンが溜息を零すのに、明姫は慌てて言った。
「それは違います、殿下」
 明姫は細身だが逞しいユンの胸に頬をあずける。
「殿下がこうしてお側にいて下さるだけで、私は幸せなのです。私がいつまでもあんな夢を見てしまうのは、きっと私自身の心が弱いせいです」
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