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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第9章 第二話 【桔梗の涙】 対決   
 真偽が気になるところではあるけれど、今、いたずらに焦っても仕方ない。後は監察部の調査結果待ちだ。
 もし中殿が落ち着いているようなら、今夜は明姫の許へ行こう。もしまだ中殿が思わしくないようなら、今夜も明姫の柔肌に抱かれて眠る愉しみは我慢しなければならない。
 中殿の具合が悪いのにも拘わらず、自分が訪ねていけば、かえって明姫は恐縮し哀しむ。あれは、そういう女なのだ。だから、その優しさや人柄に余計に惹かれる。
 いや、待てよとユンはそこで考える。たとえ中殿の具合が変わり映えしなくても、昼間に少しだけ明姫の顔を見にいくくらいなら、彼女もとやかくは言わないのではないか。
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