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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第10章 第二話 【桔梗の涙】 切ない口づけ(キス) 
 そのふた刻後。朝食も終え、いつものように執務室で書見をしながら、ユンは傍らの黄内官を見上げた。
「黄内官、その後、明姫はどうなった? もう後宮に戻ったのであろうか」
 何気なく問いかけた矢先、黄内官が小首を傾げた。
「そろそろ戻られていても良い時間ですが、連絡の来ないのはおかしいですね。私が確かめて参ります」
「ああ、そうしてくれ」
 大切な用件は彼に任せるに限る。ユンは比較的落ち着いた気持ちで、既にすっかり馴染んだ〝経書〟に眼を通し始めた。
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