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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第11章 第二話 【桔梗の涙】 しばらくの別離
もう、これで十日になる。ユンは執務机に座り、固い表情で虚空を見つめていた。その前には盆に載った書状の山が乗っている。これはすべて廷臣たちから上がってきた上奏文であり、金淑媛の処分を求める内容であった。
そこに扉が開いて、黄内官が新たな書状の山を運んでくる。
「これがすべて淑媛の処分を求めるものなのか?」
絶望の色に染まったユンの面はここ十日でひと回り頬がそげ落ち、やつれが目立った。
「畏れながら、殿下、少しお寝みになってはいかがでしょう。かなりお疲れのご様子とお見受け致します」
そこに扉が開いて、黄内官が新たな書状の山を運んでくる。
「これがすべて淑媛の処分を求めるものなのか?」
絶望の色に染まったユンの面はここ十日でひと回り頬がそげ落ち、やつれが目立った。
「畏れながら、殿下、少しお寝みになってはいかがでしょう。かなりお疲れのご様子とお見受け致します」