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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第2章 第一話 【桜草】 戸惑いと、ときめきと
「絶対だよ、おじちゃんが来ないと、お母さん(オモニ)も物凄く淋しそうなんだ。だから、約束して、今度は早く来るって」
「これ、マルや。若さまを困らせては駄目よ」
 女が横から叱ると、〝だってぇ〟とマルは泣きべそ顔になった。
「判った、できるだけ約束を守れるように努力するよ」
 男はマルと同じ高さになり、指と指を絡めた。
「約束」
「げんまん、きっとだよ」
「ソルさん、朝夕はまだ冷えるから、風邪を引かないように気を付けて」
「ありがとうございます。若さまもお達者で」
 ソルは床の中から仏を拝むように手を合わせていた。
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