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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第12章 第三話 【観玉寺の廃妃】  再会 
 かといって、ユンは特に自分が信心深い人間だと思ったこともない。
 明姫は彼が見つめていることも知らず、床に端座して礼拝を繰り返している。立ち上がって合掌し一礼し、また座って両手のひらを上に向け頭を床にこすりつける。要するに五体投地を繰り返しているのだ。
 自分が特に信心深いわけではないのと同じく、以前の明姫は何か一つの宗教に傾倒していたということはなかった。もちろん控えめで賢明な彼女のことゆえ、宗教を軽んじていたとは思えないが、少なくとも明姫が祈っている姿などは一度も見た憶えがない。
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