この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第12章 第三話 【観玉寺の廃妃】  再会 
 明姫を見つめるユンのまなざしが揺れ、光るものがあった。明姫はうっすらと笑んだまま、首を振る。
「謝らないで下さい、殿下。私は自分から望んで殿下のお側を去ったのです。あの時、殿下はお立場上、あのようになさるしかなかったことも十分理解しております。私は殿下がお歩きになる道の妨げにだけはなりたくなかった。たとえ、お側にいられたとしても、そのことで殿下が苦しまれるのなら、意味はありません。だから、歓んでご命令に従ったのですから、殿下は何もお謝りになることはないのです」
「明姫、そなたという女は」
 ユンが絶句し、その陽に灼けた頬をひとすじ涙がつたった。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ