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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第13章 第三話 【観玉寺の廃妃】 涙の味
「良いこと?」
「うん、何だか、ここのところ物凄く機嫌が良いじゃないか。鼻歌とか歌っちゃってさ。今朝も朝飯作りながら、歌うたってるところを俺、見たぞ」
な? と傍らの清慈にまたもや相槌を求めると、今度ばかりは清慈もコクコクと頷いた。
「俺さ、不思議に思ってシミョンおばさんに訊いてみたんだよ。そうしたら、シミョンおばさんが言ってた。えーと」
あまり物覚えが良くない慈然の隣で清慈が声を張り上げた。
「おんなのきげんがめっぽういいときは、たいていは、おとこがからんでるもんさ」
「うん、何だか、ここのところ物凄く機嫌が良いじゃないか。鼻歌とか歌っちゃってさ。今朝も朝飯作りながら、歌うたってるところを俺、見たぞ」
な? と傍らの清慈にまたもや相槌を求めると、今度ばかりは清慈もコクコクと頷いた。
「俺さ、不思議に思ってシミョンおばさんに訊いてみたんだよ。そうしたら、シミョンおばさんが言ってた。えーと」
あまり物覚えが良くない慈然の隣で清慈が声を張り上げた。
「おんなのきげんがめっぽういいときは、たいていは、おとこがからんでるもんさ」