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你 好 吗 ?
第1章 一起唱歌吧!
おじさんが演歌の部分を指さすと、女の子は

「好的! わかりました。」

女の子に手を引かれてステージに上がると、曲目が入力された。

突然のステージ登場に総経理や輸出部長らが立ち上がって拍手をする。

おじさんはマイクを握りしめ、モニターの歌詞を見ながら歌い始めると、女の子はおじさんの身体にぴったりと密着してくる。

歌いながら時折目線を彼女に向けると、彼女もおじさんを見詰めてくる。

更に目線を女の子の胸元に向けると、Tシャツの隙間からブラジャーで圧迫された乳房が大きな谷間を作っていた。

突然女の子が顔を上げたので、おじさんは目線を女の子にずらした。

とりあえず歌い終えると、またもや総経理達、それに商社員までが立ち上がって拍手をする。

おじさんはマイクに向かって小声で

「谢谢!」

おじさんは女の子に手を引かれてソファーに戻った。

女の子は、ウィスキーが入ったグラスをおじさんに渡しながら

「真好听啊! 歌が上手ね!」

張さんが

「彼女が歌が上手ですね。と言ってますよ。」

おじさんは女の子にお辞儀をしてグラスを傾けた。

お世辞と解っていても、一生懸命に接待してくれるこの女の子が好きになった。

すると張さんが

「彼女達のほとんどがアルバイトでここに来ていますが、ママさんからは特別給料は出ません。お客は彼女達に1人100元のチップを支払いますから、それが彼女達の報酬ですね。」

「彼女達の中で更に稼ぎたい人は、夜の相手もします。2時間で300元、朝までだと600元だそうです。彼女達の中で腰にリボンを着けている子は、今晩部屋に持って帰れますよ。」

部屋にいる7人の女の子の中で4人がリボンを着けていた。

残念ながら横にいる女の子は着けてなかった。

ステージには商社員の1人が、女の子と一緒立って中国語の歌を披露していた。

おじさんはもう1人の商社員に

「中国語が上手ですね。」

商社員はニヤニヤしながら

「彼は何度も中国に来てますからね!」

歌を聞いていると、横の女の子が頭をおじさんの肩にもたげてきた。

そしておじさんの左手を軽く握りしめる。

今度は輸出部長がステージに上がりマイクで何かを言っている。

張さんが

「東条さん、ダンスタイムですよ。」

ダンスタイム??

女の子が再びおじさんをステージに引っ張り出した。



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