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遠い日の約束。
第1章 運命の出会い
「イッ…イキッたい…」

願い通りに、舌の代わりに指が入ってくる。
細くて長い指が子宮に当たり、ゆっくりと掻きまわす。
舌で花芽を刺激されれば我慢する暇もなく身体が絶頂に向かう。

「アアアッ…イクッ…イッちゃ…」

身体は大きくしなり、イク。
イッた後の身体は力が入らず、恥ずかしい恰好のまま椅子に寄りかかったまま脱力する。

「腕、回せる?」

息が整わないうちに、私の腕は春馬の首に持ち上げられそのまま春馬の首に抱き付いた。
私の開かれた足を閉じ膝の裏に腕を通して軽々と持ち上げベッドに向かい降ろされる。
いつの間に用意されていたのか、冷たいペットボトルの水を手渡され一気に半分程飲んでしまう。
余りに喘ぎ声をあげすぎ喉はカラカラだった。

「また、やりすぎた…ごめん」

シュンとしている春馬の髪にそっと触れる。
いつも過剰に私を責めてくる。
責め過ぎて意識が飛び、春馬がこっそりと自分で抜く時もあるほどだった。
今日も私が「もう無理」と言えば頷いてくれるのは分かっていた。
身体は正直きつい。
過ぎたる快楽は体力を奪っていく。
だけど…私は春馬が欲しい。
春馬のモノで快楽の渦の中に連れて行ってほしい。

「春馬…抱いて…入れて…ほしい…」

「身体…大丈夫か?無理してない?」

スラックスの中で開放されたがっているモノに触れて軽くキスをする。

「我慢しないで?」

一度瞳を閉じて立ち上がり、スラックスとボクサーパンツ―を脱いで私の隣に座る。

「優しくするから…きつかったら言って…無理…するなよ」
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