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第9章 幸せな日々の中で

「華の気持ちが分かったよ…いつも一人でいきたがらない理由…ひとりはさみしいね。イクなら一緒が良い…。」

「…うん…一緒がいいの…」

漸く私の一緒が良いという意味が分かったのか、そんな言葉を口にする。
少しの間、ふたりで抱き合い余韻を楽しんだ後、一緒にお風呂に入って身体を暖めた。
その日は軽く食事をして早めにベッドに潜り込み、ただ抱きしめあって眠りに落ちた。

暖かな温もりが私を包み込み幸せな時が流れていく。
永遠に続くと思えた幸せな時間。
終わらないでほしいと願いながら毎日を過ごしていた。