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遠い日の約束。
第19章 後始末
「いえ。そんなつもりはありません。美江にはしっかりと罪を償わせるつもりです…私もうやむやにする気はありませんので。…ただ意識を取り戻されたと聞いて安心したまで…私も人の親、ご両親の気持ちを考えると、それだけでも救いかと」
『きれいごとだな』
「そう…思われるのも仕方がないかもしれません…とりあえず、近いうちにそちらにお邪魔させていただきます。直接あってお詫びをしたい。」
『……会いたいと思うか?娘を陥れようとした親になど!!』
「それは…重々承知しております。華さんのご両親との対面はこれからの話し合いによるものとは思いますが…会社にも多大な迷惑をかけたのは間違いありませんので、一度、会社の方に伺おうと思いますが、いかがでしょうか」
『分かった…少し時間を置いて、こちらから連絡いれよう。今すぐ会っても冷静な話などできんからな』
「それで結構です。」
ふたりの話がまとまったのか電話が戻ってきた。
『三宅。気をつけて帰ってこい』
「はい。帰ったらそのまま病院にいきます。では」
電話を切って、ふーっと息を吐く。
『きれいごとだな』
「そう…思われるのも仕方がないかもしれません…とりあえず、近いうちにそちらにお邪魔させていただきます。直接あってお詫びをしたい。」
『……会いたいと思うか?娘を陥れようとした親になど!!』
「それは…重々承知しております。華さんのご両親との対面はこれからの話し合いによるものとは思いますが…会社にも多大な迷惑をかけたのは間違いありませんので、一度、会社の方に伺おうと思いますが、いかがでしょうか」
『分かった…少し時間を置いて、こちらから連絡いれよう。今すぐ会っても冷静な話などできんからな』
「それで結構です。」
ふたりの話がまとまったのか電話が戻ってきた。
『三宅。気をつけて帰ってこい』
「はい。帰ったらそのまま病院にいきます。では」
電話を切って、ふーっと息を吐く。