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遠い日の約束。
第21章 運命(さだめ)
草野と立花が昔からの古で結ばれているとおり、俺も美由紀も古から結ばれている
結婚という形ではなく心で繋がっていた美由紀。
俺も間違うことなく美由紀と出会い結ばれた。
草野も間違うことなく立花と出会い結ばれた。
三宅も翔も古から続く縁を間違うことなく引き寄せる。
それは来世も、その来世も変ることはない。
この魂が消滅するまで何度だって見つけ出し結ばれるだろ。
「何を考えてるんですか?」
だまりこんだ俺を心配そうに見つめる美由紀に俺は微笑む。
「お前と出会えてよかったと…次の世でも俺の相手はお前がいいと」
そう伝えれば、美由紀はうれしそうに微笑んだ。
「私もですよ。あなたがいいんです。また来世でも夫婦になりましょうね。それが私たちの運命」
運命…
そうなのかもしれない。
切ろうとしても切れない運命。
必ずめぐりあってしまう運命。
「ああ…また来世でも俺と見つけてくれ」
「ええ、見つけますとも。」
迷いもなく言い切る美由紀に、俺はそっとキスをする
FIN
結婚という形ではなく心で繋がっていた美由紀。
俺も間違うことなく美由紀と出会い結ばれた。
草野も間違うことなく立花と出会い結ばれた。
三宅も翔も古から続く縁を間違うことなく引き寄せる。
それは来世も、その来世も変ることはない。
この魂が消滅するまで何度だって見つけ出し結ばれるだろ。
「何を考えてるんですか?」
だまりこんだ俺を心配そうに見つめる美由紀に俺は微笑む。
「お前と出会えてよかったと…次の世でも俺の相手はお前がいいと」
そう伝えれば、美由紀はうれしそうに微笑んだ。
「私もですよ。あなたがいいんです。また来世でも夫婦になりましょうね。それが私たちの運命」
運命…
そうなのかもしれない。
切ろうとしても切れない運命。
必ずめぐりあってしまう運命。
「ああ…また来世でも俺と見つけてくれ」
「ええ、見つけますとも。」
迷いもなく言い切る美由紀に、俺はそっとキスをする
FIN