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第3章 ３人のパパと１人の父親

[手伝って！]
妙子は哀願した。

[はぁ？何で私なんかに？妙子にはたくさん友達いるでしょ]

妙子は首をふった。
[皆、私といると楽しいから集まってるだけ。面倒くさい事あったらすぐに逃げちゃう子ばっかりよ]

共感はできる…仲良くみえても希薄な関係なのだ。

自分にメリットがあるからそばに近近寄る。
めんどくさかったり、デメリットになりそうだったら逃げる。

要は、自分に得があるか、損をしないか…だけの関係。

深い付き合いはウザい。

皆、気付いてる。