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第3章 焦燥の緋色

片足を持ち上げたまま、城山はもう片方の手で知咲の膨らんだ蕾をコリコリとしごきながら動き始めた。


｢や、あ、それ･･･っだめ･･･っ｣


｢なんで｣


知咲のだめに反発するように城山は指のしごきを速くする。


｢･･･っあ、あぁ･･･っ｣


きゅうっと締め付けるナカ。城山は指を早めながら律動した。


｢･･･イくよ｣


今までに無いくらいに激しく律動し、城山は知咲の太ももに白い白濁をこぼした。


知咲は力を入れることが出来ず、そのままズルズルと座り込んだ。そしてそのまま意識を手放した。


｢･･･俺も、余裕ないな｣


自嘲気味に笑い、知咲を抱き上げた。