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《リベンジ★ラブ》
第1章 目の前に立つのは…
100人の新入社員が並ぶ広い講堂での入社式が終わり配属された部署へと向かう。
広報課は綾香ともう1人配属された吉川秀(すぐる)をいれると男女6人ずつになり、
先輩方がズラリと並ぶ中での自己紹介でやはり聞かれてしまう。
『新卒ではないようだが?』
『前の会社でのリストラ対象で仕方なく…』
就活で何度この質問をされ何度同じように答えたのかしら…
この会社への採用が決まったのは2ヶ月前…
そして今あたしはこの場所に立っている、
頑張らなきゃ!
もうリストラなんて嫌なんだからっ!
―
――
覚える事は山ほどあり吉川秀と綾香は常にペアで上司に手ほどきを受ける。
社内行事は社内掲示板またはパソコンから一斉送信、社外イベントは雑誌掲載の為に打ち合わせ等もある。
常にパソコンが打てなくてはならず綾香は上司がいない時は吉川に時々教えてもらう事も。
今日も吉川が側にいて綾香の仕事ぶりを注意深く見ていた。
『森部さん昼にする?』
吉川は彼女のパソコンのデータを保存しながら言った。
『はい…
覚える事がいっぱいでクタクタ…お昼にしたいです』綾香はため息をつき立ち上がった。
だが吉川の誘いを断り綾香は1人お弁当を持ち外に向かった。
広報課は綾香ともう1人配属された吉川秀(すぐる)をいれると男女6人ずつになり、
先輩方がズラリと並ぶ中での自己紹介でやはり聞かれてしまう。
『新卒ではないようだが?』
『前の会社でのリストラ対象で仕方なく…』
就活で何度この質問をされ何度同じように答えたのかしら…
この会社への採用が決まったのは2ヶ月前…
そして今あたしはこの場所に立っている、
頑張らなきゃ!
もうリストラなんて嫌なんだからっ!
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覚える事は山ほどあり吉川秀と綾香は常にペアで上司に手ほどきを受ける。
社内行事は社内掲示板またはパソコンから一斉送信、社外イベントは雑誌掲載の為に打ち合わせ等もある。
常にパソコンが打てなくてはならず綾香は上司がいない時は吉川に時々教えてもらう事も。
今日も吉川が側にいて綾香の仕事ぶりを注意深く見ていた。
『森部さん昼にする?』
吉川は彼女のパソコンのデータを保存しながら言った。
『はい…
覚える事がいっぱいでクタクタ…お昼にしたいです』綾香はため息をつき立ち上がった。
だが吉川の誘いを断り綾香は1人お弁当を持ち外に向かった。