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《リベンジ★ラブ》
第1章 目の前に立つのは…
『……企画を台なしに?それはどういう理由…いえ、失礼しますっっ』
綾香は柳瀬の言葉への問いを言いかけて柳瀬の目がマジだった為に3歩後ずさり階段の方に走り降りる前に肩が上下に揺れる程ハァハァとあらい息を普通になるまで1分そこに立っていた。
わずか階段まで1分なのにまるで全力疾走をしたみたいに息があがる。

たいして走ってもいないのに苦しい、どうして運動が苦手なんだろうあたし…
早く降りなくちゃ広報の皆にみられてしまったら…
柳瀬部長が言うあたしが企画を台なしにするってどういう理由?
会議室の掃除をしてなさいと言われてから1週間で広報には近づいてもいないのに…

手すりを握り階段をゆっくり降りるが考え事をしている為に危うく踏み外しそうになり手すりに宙ぶらりんになり、ゆっくりと手すりの下の方にずらしながら階段に座り込む。

早くお茶の買い出しに行って会議室の掃除をしなくちゃ10時の会議に間に合わなくなる…

そこの廊下からエレベーターを使い買い出しに行く為に会社を出て20人分のお茶を持ち30分後に帰ってきてなんとか掃除も臨機応変で簡単に済ませ間に合った。

✜ ✜ ✜

その後数日淡々と同じような日々が続き金曜日の午後の会議の掃除も終え避けていた総務課のドアをノックし入るとうんざりし疲労がわかる程の今井に嫌な予感しかしない。

『10枚のお茶の領収書わかりましたけど…あなた総務課に来なかったのはどういう理由?柳瀬も機嫌が悪くて今の企画進行相当てこずっているらしいのね?あなた知らない?』
領収書をグリップで留め領収書の山の上にのせ今井は綾香を凝視。

『あたし…私は広報には行っていませんから何も…』
後ずさりする。

『そうなの?まぁうちには関係ないけど柳瀬がイライラしながら領収書を叩きつけるようにデスクに置くものですからいい気はしませんわ、うちにあたられてもっていう…わかります?』
柳瀬のイライラは森部のせいだとでも言うかのように手招きする。

『な、何でしょうか?…私は広報には行っていませんから何も…失礼していいですか?』
落ちつかない、立ち去りたいのに出来ないもどかしさがもじもじとつま先に表れる。

『習わなかった?相手の話を聞くときは姿勢を正しなさいと…帰りたいの?』
有無を言わせない目線。

弱気になる、何も意見出来ないもどかしさが綾香を余計に居づらくさせていく。
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