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《リベンジ★ラブ》
第3章 スイートホーム?
『それじゃお母さんの負担が増えるだけじゃない、お父さんだって時々いつも行くスーパーにお寿司をとりに行ったり…お昼を食べるだけなのに毎週毎週悪いよ…日曜日くらいゆっくりしてよ』

『いいのよ、お父さんもお母さんも綾香の為にしてるだけ…コンビニで買って済ませるとか中川くんの為を思うと手作りがいいのよ』

『茶髪くんの家は惣菜ばかりだから…毎週の手作りご飯に感謝してる…お母さんの夢って何?あたしや直人兄の事じゃなくて学校行ってた頃元々なりたかった夢って何?』

『そうねぇ…チアガールやっていたからそういう好きだったわ…でも好きとそういう専門的な道に進むっていうと難しいわ…だから大学か専門学校か迷っていたの…卒業してお父さんとつきあっていた時直人がお腹にいると知って夢はお父さんと結婚して子供を育てる……これがお母さんの夢に変わったの』

『直人兄とあたしがお母さんのチアガールの夢を奪ったの?』

『ううん、今も続いてるお母さんの幸せな夢よ』

あたしはチアガールの夢を諦め結婚したお母さんを思うとせつなくなった。

『チアガールのユニフォームを着て応援しているあたしを稜さんが嬉しそうに校庭に行く階段に座って眺めている姿が気になったの…本を読みながら熱心でなんであんなところにいるのかしらって、あたしと視線が合うとニコッと笑って…そんな稜さんと綾香はとても似ているのよ』

『お父さんがお母さんをずっとみていたの?』

『毎日みられると気になるでしょ、部活の皆はひやかすし…今から思うと稜さんと縁があったのよ…綾香も大切なさりげない縁を大切にしてね』

『縁…』

茶髪くんが浮かんだ。

―――――――――――

そんな昔の事の何気ない日常だった事を夢でみていた。

『………ん…あたし寝ちゃってた?今何時…15時仕事の続きをしなくちゃ…洗濯物乾いてるかな?』
綾香は夢の中の以前会話した内容を思い出しながら乾いた洗濯物を取り込んでいく。

『縁…かぁ…』
そしてたたみながらのり子には稜と縁があって結婚している事をひとつひとつ順を追って考えてみる。

あたしには誰なんだろう…

ワイシャツにアイロンをかけながら額の汗を首にかけたタオルで拭う。

茶髪くんはあたしの通勤の時間とお金の負担を考えてこの家に住めばと行ってくれた…
断ったとしても就活もなかなか難しい…
生活費の余裕すらない………
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