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溺れる金魚
第32章  ある日の佐野の妄想……3
彼女が涙を流したらそこで終了。

アイマスクを取ってネタばらし。


きっと彼女は潤んだ声でこう言うんだ。



『崇志さんの意地悪。怖かったんだから……本当に怖かったんだから』


『ごめんごめん、紗良があんまりにも可愛くてつい苛めたくなっちゃってさ』



詫びのキスに彼女は甘く舌を絡ませてくるだろう。


四肢を拘束されたまま。


後は心置き無く玩具でイキまくればいい。




そのいやらしい姿をさらけ出して。
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