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**情画**
第4章 深夜
ああ、美味しい。心からそう思った。口内に拡がる逞しさ、滲み出す蜜を味わった。
カシャ…カシャ…カシャ…
シャッター音が聞こえても気にならなかった。
先生が返すようにワタシの乳房を揉みしだき、口でディルドをくわえて出し入れする。
それが元々の交尾の方法であるかのように互いに愛し合った。
ああああ゛
んくぅ…
先生の苦しそうな声を聞いて、リングに咎められていると気付いた。
それでも互いに止められない。
沙絵さんはそんな様子を色んなアングルで捉えていった。
「お父様、そろそろ私を抱いて…」
先生は異様に腫れ上がったモノの解放場所を求めて、夢遊病のように沙絵さんに近づいていった。
沙絵さんは窓ガラスに寄りかかり、その白く長い脚を手で掴み、バレリーナのように高く上げ片足立ちになる。
白のタイトミニのワンピースの下に、下着を着けていなかった。
そこに吸い寄せられるように先生が向かっていった。
いやぁ…嫌だ…やめて…やめてぇ…
背面にいる二人を止めたくて、体を揺らし反らせて叫ぶ。
ジャラ…ジャラ…
鎖が鳴ってワタシは振り子のように動き出した。