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**情画**
第4章 深夜
ヒグッ…
プシュウウウ
重力に反抗して、潮が高く上がったのを自覚したあと、頭が真っ白になった。
「凄いわ。天井に届きそうな噴水ね。
お父様、綺麗ね。」
「沙絵、こんなことを続けて楽しいか?」
「ええ、楽しいわ。」
「身代わりで抱かれても満たされないだろう。」
「お父様という男を知ってから卒業したいのよ。」
「いずみに憎まれたままでいいのか?」
「その方が力になるわ。」
「相変わらずひねくれたヤツだな。」
「いいじゃない。私の好きに生きるんだから、ご飯の支度するわよ。」
「いずみさん、ランチタイムよ。」
っはぅ…
乳首をひねられて目覚める。
ああ…まだ奴隷のままだった。
ワタシは寝かされていたソファーから降りて四つん這いになった。
「時間かかるから歩いていいわよ。今日のテーマは犬じゃないし…」
ワタシは今日は何なんだろう。
ぼうっとする頭で歩く。
「今日はステーキよ。沢山食べてね。」
また凄いボリュームだった。