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**情画**
第2章 夜光虫
主人の視線は、足先からゆっくりとナメクジのように這い上がり、ショーツから下腹部までを這い回る。
はだけたパジャマから溢れる中途半端に露出した乳房を舐め回すように見る。
「スーパーの特売日だったか?
それとも実に新しい友達でも出来たか?」
そんなことで体に変化があるわけはない。
あえてそんなことを言う主人が雄の嗅覚で昼間のことを感じたのだろうか…
「何も変わったことはありませんでした。
強いていうなら…」
「何だ?」
「社宅の時の先輩ママから久しぶりに電話が来ました。
実が学校に上がって色々大変じゃないかとか、先輩ママとしてのアドバイスとか。
社宅の頃を思い出して昔話をしたり…」
「課長の奥さんか?」
「はい、」
「いや、旦那と、課長と会ってたんだろ?
久しぶりにsexしたんだろ?」
「ワタシ、課長さんとは会ったことも、お顔すら拝見したことありません。」
「課長じゃなくてもいいよ。男に股を開いてアンアン言ってたんだろう?」
「違います。今日も誰とも会っていません。ずっと家にいました。」