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第8章 毒して・・・毒されて

『・・・あんたの、言ったこと･･･そのまま･･･
行動にしてみた･･･だけ・・・』



『うん・・・？』



『意味とか…考えなかった』



『ほぉ…』



『そうしてみようと…・・初めて自分で思った・・だけ』



『そうか♪』



良いと思うぜ

愛だの恋だの

ホレたのハレたの

余計な事言う必要も考える必要もない


まぁ、コイツの年齢(ﾄｼ)なら
好きだの愛してる？だの、こそばゆい言葉を求めたり

まだまだそんな青い事言ってても…違和感はないかも知れないけどな


俺はとっくの昔にそんな煩わしい感覚も感情も
捨て去ってるからな


ホントのガキじみた女は
例えワンナイトであっても退場してもらうタチだぜ



『どうか…しちゃってるかな、、あたし』




『ふふ・・・いや？…最高だ』



最高に…堕ちて、毒されてくれればいい



『オトナのオンナな証だ・・・』



『…好都合すぎ・・・そんな言葉』




『ま、お前らしくていいけどな』




だからって？




そそくさと逃げようとしてた廉を羽交い絞め

廉は軟体動物並みに体を捩らせて暴れてる



コイツはこれくらいがいいがな、確かに


けど？



『暴れすぎだ…(笑)』



もう少しばかりは…しつけが必要だ（笑）