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第12章 リアルを生きる僕ら

『・・・ﾌｩ』


雲の上の景色・・・何回見ても飽きないよな



久々に見る白い雲の上の光景に

俺は背中を、両手を伸ばして席にもたれかかった



雲の上・・・・


何事も…上には上がいる


上も下も…見る必要ないんだ





明日も次の日も…その人生の行方は、歩き方は

俺が・・・彼女が・・・決める



どれだけ風が吹き荒れても、揉みくちゃでも

明日は明日の風が吹く



人生にテンプレートはねぇんだよ


誰かのマネ

誰かと同じなら間違いなし

そんなルートなんか存在しない



だから・・・・面白いんだろ




意味だの、やりがいだの悩むな

人間は･･･脆い生き物だから

追いつめて悩むな

大抵はくだらない悩みになるから



だから、何が起こるかわからないその道を

足掻いて、藻掻いて・・・進むんだ



雨風に倒されても、泣かされても

立ち上がって、また歩き出す



何度も・・・・・・何度でも






～～～Good luck for everyone～～～～