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第8章 毒して・・・毒されて

『・・・ﾌｩ』


完全脱力、、、
意識飛ばした廉を抱き上げて風呂を出る


あん？
しゃーねぇだろうが

いくらナンでも
素っ裸の女を適当に肩担ぎで運ぶとかナシだろ？


だからってなんで俺がコイツを
身体フキフキしてやって？
バスタオル巻き巻きしてやって？
お姫様抱っこして運んでやってんだってハナシ？


クソが・・・。




『・・・』


『・・・～ｽｩ･･･ｽｩ・・zzz 』



また寝落ちしやがったこのオンナ


バスタオル姿でベットで寝息立ててる廉の横で
俺はワイン飲みながら寝顔見てた


なんか俺のがマヌケじゃねぇ？


あー、、コイツの着替えなんかねぇしな・・

こんなに意識飛ばしまくりなヤツだとは想定外だし

俺のシャツくらい羽織らせとくか？

身体覆うにはジャストサイズだろう

や、、あとで引っ剥がすからいいか、めんどくせぇ



てかいつ起きるんだ？

寝てる女なんか抱いてもつまんねぇぜ？


マグロ女が好きな男なんかいると思うか？



まぁ・・・なにかと大暴れする女も考えモンだけどな？



『ﾌﾟ・・・ははは…っ』


実質一人の空間で
俺はワイン吹きこぼしそうになりながら笑いがこみ上げた



変なオンナ・・・


居そうで居ない・・・


てか絶対いない・・・変わりもんな女


わかりやすいようで意外性だらけ


だから・・・構いたくなって

少し度が過ぎた支配欲が湧いて・・・

抱き込みたくなるんだよ