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第8章 毒して・・・毒されて

『お前、仮にもまだ20代だぜ～？』


『な･･･によ・・』


『アタマも股も、そんなに固くなくていいじゃん？』


ぐるっ･･･


廉がキッとした目つきになって
身体を反転させて俺から逃れた


おっと♪・・・久々グーパンチ構えて



『っ…・・ﾊｧ～・・・べつに・・どうだっていい』


ポツリ・・・背を向けた廉がため息交じりに呟く




『減るもんじゃないし？・・・なんか
あんた見てると時々どうでも良くなるって言うか』



『フフッ・・・大した❝進化論❞じゃん』



『・・・だからって…』


ｷﾞｼｯ・・・



おっと？



油断禁物？・・・やっぱこの女？



上下逆転・・廉は俺に跨って見下ろして



『だからって・・・あたしを・・・』



『っふふ・・・』




『あたしを・・・その辺のビッチと一緒にしないで』




廉は悔しそうに声を絞って

跨ったまま・・・後ろに手を回して




ｷﾞｭｯ・・・



『・・・おい？？・・・(苦笑)』



ギンギンになってる俺のを
ちっこい手で思い切り掴んで冷めた目で凄んだ




『･･･いつだってふざけ散らかして･･･こんな事するなら』



『・・・～♪』




『あんたの余裕こいたその顔と❝コレ❞・・・

ふんずけて…へし折って･･･❝再起不能❞にしてやるから』




『ﾌﾌｯ・・・お～コエぇ・・♪』


負けず嫌い感を絞り出して唇噛みしめながら
廉は顔に熱を戻しながら俺から手をはなした