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Lovers Game 〜光と影〜
第9章 悪魔の心
『で?・・・なんの話だ?』

俺はソファにドカッと腰下ろしてビールを煽る



『あたし…、、あんたのこと、ちゃんと知らないの』


廉はいつになく、真直ぐに俺を見て話し出す。


『・・・なにひとつ・・・ちゃんと知らないの』



『・・・』

ゴク・・・ゴク


『あんたの心が…わからないの
超絶変なヤツって思えば…すごく…
人間味が深い顔をしたり…
一体どっちが本当なのって』


『・・・』



『あんたは・・・考えるな、って
❝知る必要がない❞って言う・・・それも・・・わかる』



『♪・・・何が言いたいんだよ?』




『あたしは・・・❝知りたい❞って・・・思った』



ドク・・・

心臓叩くような廉の瞳が俺を直撃する



『“知りたい”って…初めて思った・・・

そう思ってるのに…知ろうとすると

あんたはどこか向く・・・・今みたいに』




『・・・』





『他人(ヒト)に聞かれて…何とも答えられない

そんな…名前のない関係は・・・いやだ』




その人格そのもの、それらしい・・・

それでもきっとコイツが

コイツなりに精一杯選んだ大人の言葉



愛だの恋だの…ベタベタした事は
廉は言わなかった






『ちゃんと…知りたい・・・蓮のこと』




『・・・。・・・』





『そばにいて・・・・知りたい』
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