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Lovers Game 〜光と影〜
第10章 らしくない事するから
『あんだよ♪せっかく春が来たんだろ?
なに氷の女王みてえなツラしてんだよ?』



『は・・・?』


廉は眉をひん曲げて俺を軽く睨む



『早速ケンカか?』



少し、、結構伸びて肩に付くほどになった
廉の髪の毛がさらりと揺れる



『なに・・言ってんのあんた…意味不明』



デター(笑)相変わらず


ま、それらしいってことでいいのか


『オスとメスがケンカしたなら❝アッチ❞で
仲直りが手っ取り早いんじゃねぇ?』


俺は自分の後にしたホテル街を後ろに指さす



『????・・・・意味不明

あんたと一緒にしないでよ・・・ていうか、汚すぎ』



デタ、、、でたぜ?
アタマの固いニホンジンって感じのオンナ


『あんだと?…いいじゃねぇか俺は俺の勝手で』




『❝口紅❞…・・・ついてる…

頬まで・・・ベットリ・・・

ついでに死ぬほど香水臭い、、節操なさすぎ

シャワーくらいしてから出なさいよ…』




『・・・マジ?』


そっちか・・・


しゃーねぇだろうが・・・
あのオンナ❝激しかった❞んだからよ



グリグリ・・・

手の甲で口や頬を拭う



『あー、なんだか知らねえけど?♪
夜道ひとりでウロウロしてると勘違いされるぜ?
テメーの男も脇がアマイな?』



『・・・なに言ってんの、ずっと。飲みすぎ?

って言うか、あんたに関係ないから・・・』



タタタタタ・・・


廉はチラチラと周りと時計見て走り去った



まぁな、俺には関係ねぇし
どうでもいい事だ
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