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第10章 らしくない事するから

『ﾌｩ〜・・・・』




なんで？
ついうっかり？

ヤツの家の近くに停車してんだ俺は



ハハハハ



たまたま、偶然だよ

通り道だっただけだ



なんで、って理由

そんなもんねぇよ




野生の勘、本能的なひとつに過ぎない





ドタバタドタ…っ




ほらな？


俺は…勘は外さねぇんだよ





『帰って…！』





ほらな？なんか




『毎日毎日、待ち伏せみたいなことするから！』




違和感には・・・それなりの訳があるもんだ


この間の…アイツの目・・・




俺にバッタリ会って動揺したんだとは思ってたが？





『二度と会社の前に来たりしないで！』




なんか、、穏やかじゃねぇもんな？