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第12章 リアルを生きる僕ら

だらんと脱力した廉は既に
あられもない姿になってたが


『・・・・』


別に・・破茶滅茶にしてやりたいとか

コイツの言うとこの
頭が真っ白になるような姿にさせてやりたい訳じゃない



『廉・・・・』




ｽﾞﾌﾟ・・・・




ただ、ゆっくり…じっくり


このぬくもりと…重なりたい方が先だった




『ん・・・・蓮…・・ぁ、、あ……ん』



『・・・・』




ｽﾞﾁｭ…ｽﾞﾁｭ…・・ｽﾞﾌﾟ・・



すっかり大人しくなった廉が漏らす
微かな声と…交わる音だけが響く



ｷﾞｭﾝ・・・・



中の・・・・奥の方で
廉が俺を締めつけた感覚が伝わる



『ここか・・・・』


ﾑﾆｭ…


『っ・・・？…ﾊｧ…ﾊｧ…』




『〃入ってる所〃・・・・』



内側で熱くなってる所
廉のお腹・・・子宮の入り口辺りをそっと押す



『ん…っ・・…ゃ・・っ……ん』



『暴れんなって・・・♪』




せっかく大人しくなったんだ


滅茶苦茶にはしないぜ


すぐ意識とばし兼ねないからな、コイツ



なんて



ゆっくり…じっくり

気づけば夕方・・・・夜になって

夜中になって



昼間っから・・・一日中、愛し合った